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自由診療・サプリメント導入実践マニュアル(法的知識に関する解説、導入ポイント、成功事例等)

自由診療・サプリメント導入実践マニュアル(法的知識に関する解説、導入ポイント、成功事例等)

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自由診療・サプリメント導入実践マニュアル(法的知識に関する解説、導入ポイント、成功事例等)
日本法令より平成27年6月10日発刊
編集医業経営研鑽会
著者西岡秀樹、堀江まゆみ、田村忠司
価格2,500円(消費税別)
Amazonで購入https://amzn.to/3jgHcdT
Kindle版のご購入http://amzn.to/2BQ36kN

自由診療やサプリメント等の物販について詳しく解説した書籍は他に見たことが無く、おそらく日本で唯一の専門書だと思われます。
自由診療や物販の法的知識だけでなく、自由診療やサプリメントを導入する際のポイントや成功しているクリニックの事例も紹介しており、これから自由診療やサプリメントの導入を検討している医療機関は必読の1冊と言えますし、既に導入している医療機関も一見の価値がある1冊です。

【本書の目次】
第1章 自由診療や物販に関する法定知識
 1-1 正しい非営利の解釈
 1-2 混合診療の範囲
 1-3 自由診療と個別指導
 1-4 医療機関における物販
 1-5 医薬品・医療機器・サプリメント等の輸入
 1-6 歯科医院における美容歯科
 1-7 自由診療と広告規制
 1-8 自費専門クリニックの開設・管理者に関するQ&A
 1-9 医科と歯科を併設した医療機関の解説

第2章 自由診療の導入と展開
 2-1 自由診療の核となるアンチエイジング医療
 2-2 自由診療に取り組む前に
 2-3 自由診療に伴う業務
 2-4 マネージメントの基本
 2-5 スムーズな導入のために
 2-6 導入を成功させるには

第3章 医療機関におけるサプリメントの活用方法
 3-1 サプリメント市場の現状整理
 3-2 栄養療法・サプリメントに関するエビデンスについて
 3-3 新型栄養失調の存在とその対策
 3-4 スタッフの協力を得るために
 3-5 患者が自然に受け入れてくれるすすめ方

第4章 成功しているクリニックの紹介
 4-1 患者さんを助ける答えは自分の知識の死角にあった!10年がかりでスタッフを口説いて栄養療法を実践
 4-2 精神科診療に栄養療法を加えて治療成績が向上
 4-3 予防医療に比重をかけ「明日の医療」を展開
 4-4 アンチエイジング医療は究極の予防医学
 4-5 普通の保険診療だけでは退屈しそうなのでアンチエイジング医療をスタート 運動と栄養の効果を実感
 4-6 プラセンタの特性を歯科医療に役立てる


【ランキング・書評などのご案内】
『「健康ジャーナル」(2015年8月18日号)で紹介されました』
昨年、「税理士・公認会計士のための医業経営コンサルティングの実務ノウハウ」を発刊し、医療機関から高い評価を受けた税理士の西岡秀樹氏と、ベストセラーとなった「サプリメントの正体」の著者である田村忠司氏がタッグを組み、さらに自由診療のコンサルタントで、数々の医療研究会の運営を手掛ける堀江まゆみ氏が加わり、3名の共著となったのがこの「自由診療・サプリメント導入実践マニュアル」。
平成26年8月28日に事務連絡として「医療機関においてコンタクトレンズ等の医療機器やサプリメント等の食品の販売を行うことは、当該販売が患者のために療養の向上を目的として行われるものである限り以前から可能ですので、適切に取り扱われますようお願いいたします」との事務連絡が保健所等の関係機関に出たことは記憶に新しい。
実は保健所を中心とした行政機関がサプリメントの販売やコンタクトレンズの販売を公然と規制・取締りをしていた時代から、一貫して「医療機関でのサプリメントやコンタクトレンズの販売は現行法下で可能」とし、関係省庁と闘ってきたのが西岡秀樹氏。
「医療法第39条及び第42条で医療法人は業務が限定されており、そのなかに物販が入っていないから医療法人は物販ができないと勘違いしている方が本当に多いですね。
『医療給付と直接関係のないサービス等の取扱いについて』という通知には『医療給付と直接関係ないサービス等については、社会保険医療とは別に提供されうるものであることから、もとより、その提供及び提供に係る費用の徴収については、関係法令を遵守した上で、保健医療機関等は、その提供及び提供に係る費用の徴収に当たっては、患者の選択に資するよう・・・・・』とあります。
つまり厚生労働省は以前から、医療機関の物販に関しては関係法律を順守し患者の療養目的であれば、全く規制などしていません」(前出:西岡氏)
ここまで、法律や通知・通達を読み込んでいる人間は、行政官でもなかなかいないだろう。
本書は第1章「自由診療や物販に関する法的知識」、第2章「自由診療の導入と展開」、第3章「医療機関におけるサプリメントの活用方法」、第4章「成功しているクリニックの紹介」の4章構成。
自由診療の歴史や西洋医療と統合医療との概念から、近年問題になっている新型栄養失調の問題までを幅広く網羅。特に自由診療導入におけるポイントや現状、患者さんへの対応やスタッフの教育に関しては、実際の現場での細かい取材をベースに組み立てられており臨場感たっぷり。
ここは共著の1人、田村忠司氏の医療現場での経験が生きており、すぐに実践で使える内容だ。
自由診療を検討されている医療機関関係者はもちろん、それ以外の医療関係者、さらには健康関連の業界関係者にはぜひおすすめの一冊だ。

※通知名や通知の内容等が正しくない箇所もありますが、健康ジャーナルの書籍紹介文のまま掲載しています。あらかじめご了承下さい。


『「CLINIC BAMBOO -クリニックばんぶう」(日本医療企画・2015年7月号)で紹介されました』
予防医療や健康、美容、アンチエイジングへの国民の意識が高まるなか、自由診療はニーズの高い分野となりつつある。しかし、積極的に取り組む開業医はまだ少ないのが現状だ。
一方、日本の財政は危機的状況を迎え社会保障を取り巻く環境が厳しくなるなか、診療所には保険診療のみに頼った事業展開からの脱却が求められている。こうした状況下で開業医は今後、自由診療とどのように向き合っていけばよいのだろうか。
本書は、自由診療や物販に関する法的知識のみならず、自由診療の導入と展開、医療機関におけるサプリメントの活用方法といった戦略まで、診療所において自由診療を実践するにあたって問題となる事柄とその解決方法を解説。
スムーズな導入に向けた業務の整理法やスタッフへの説明・協力の仰ぎ方などを現場の視点に基づいて丁寧に説明しており、導入を検討している開業医の不安を解消する。
たとえば、「医師から患者にサプリメントをすすめるのはなんだか気が引ける」と思っている院長もいるだろう。同書では、患者がどのようなことを知りたいと考えているかといった視点を踏まえたうえで、医師がきちんと説明すべき項目やその説明方法までを明かしている。
自由診療・サプリメントの導入に成功している6つの診療所の事例も紹介。各診療所における導入の背景から、トップが描く戦略、導入のステップまでを知ることができるので、今後自由診療の展開を考えている診療所、すでに実践しているもののなかなかうまくいっていない診療所にはおすすめの一冊だ。