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医療法人の設立・運営・承継・解散

医療法人の設立・運営・承継・解散

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医療法人の設立・運営・承継・解散
日本法令より平成27年3月20日発刊
著者医業経営研鑽会
価格2,400円(消費税別)
購入不可改訂版が出版されているため、現在販売しておりません。
改訂版をご購入下さい。

発売後わずか4ヶ月で第3刷が決定しました!!
購入して頂いた皆さまのおかげです。ありがとうございます。

日経ヘルスケア(日経BP社・平成27年4月号)と、税理士新聞(エヌピー通信社・平成27年4月15日号)、CLINIC BAMBOO -クリニックばんぶう-(日本医療企画・2015年5月号)、月刊「保険診療」(2015年5月号)で本書が紹介されました。

税務や行政手続等のプロだけでなく医療法人実務担当者も必読の一冊です。 明治以降の医療制度の変遷や医療法改正の流れ、社会保険の適用除外申請、非医師の理事長選任特例、役員改選など従来の書籍には載っていない実務ネタや知って得する雑学ネタも満載です。

【本書の目次】
第1章 医療法人についての基礎知識
1-1 医療制度の変遷
 1-2 医療法人制度の類型
 1-3 医療法人制度の変遷
 1-4 医療法人の組織形態
 1-5 医療法人と個人開業の違い
 1-6 医療法人と社会保険
 1-7 医療法人の会計基準
 1-8 医療法人の附帯業務
 1-9 医療法人と税金
 1-10 医療法人の税務申告と税務調査
 1-11 医療法人の役員の要件・兼務

第2章 医療法人設立の実務
 2-1 医療法人設立の流れ
 2-2 医療法人設立認可申請書類の作成
 2-3 診療所開設許可申請書等の作成
 2-4 保険医療機関指定申請書等の作成

第3章 医療法人運営の実務
 3-1 医療法人設立後の許認可届出
 3-2 医療法人の登記手続き
 3-3 社団医療法人の議事録の適切な記載例
 3-4 医療法人の役員給与・退職金
 3-5 医療法人の業務範囲
 3-6 医療法人の増資と減資
 3-7 分院開設の流れ
 3-8 インターネットを利用した情報入手法

第4章 医療法人承継の実務
 4-1 医療法人の相続税対策
 4-2 事業承継の基本的パターン
 4-3 持分なし医療法人への移行
 4-4 医療法人のM&A
 4-5 非医師の理事長要件等
 4-6 医療法人の出資持分払戻請求

第5章 医療法人解散の実務
 5-1 医療法人の解散
 5-2 社団医療法人の解散時の税務及び財産の帰属
 5-3 認可による医療法人解散


【ランキング・書評などのご案内】
『Amazonランキングの税理士のカテゴリで1位になりました』
・平成27年3月13日~16日、22日~23日、25日、28日~31日
 4月1日~4日、6日~15日、21日~24日、28日、30日
 5月1日~2日、10日、12日~17日、21日
 6月1日~7日
以後も度々1位になっていますが、日付は省略させて頂きます

『「日経ヘルスケア」(平成27年4月号・日経BP社)で紹介されました』
医業経営コンサルタントの有志団体が、事例研究を通して共有した医業経営に関わる専門知識や実務のノウハウを解説した書。医療法人経営者や実務担当者、コンサルタント向けにまとめた。
全5章で構成。1章は頭に入れておくべき基礎知識として、医療法人制度の歴史と類型、組織構成、個人開業との違い、会計基準や税制などについて述べた。
2章以降は医療法人の設立から運営、解散といった実務の概要とポイントを説明。医療法人の業務範囲をはじめ、医療法人の議事録の記載方法、役員の報酬・退職金の決め方などが学べる。
承継に関する項目では、親族への承継や親族外への承継などの事例のほか、相続税対策などを紹介。医療法人のM&A(合併・買収)の最新動向も参考になる。

『「税理士新聞」(平成27年4月15日号・エヌピー通信社)で紹介されました』
医療法人を関与先に持つ税理士事務所は、適切なサポートのために、医療にまつわる一定レベルの知識を持っておかなければならない。そうした税理士事務所の体制・態勢構築に役立つのが本書である。
"プロフェッショナル"と呼べる医業経営コンサルタントの育成を目的に士業者らが集結して組織した「医業経営研鑽会」の会員がまとめた。「精鋭と呼ぶべき会員同士で議論していた実務的、顧客本位の話」(本書まえがき)が詰め込まれている。
本書の副タイトルは「税理士、行政書士、コンサルタント、医療法人オーナーのための実務マニュアル」。医療法人の歴史や組織形態、会計基準、税務処理、税務調査といった基礎知識のほか、コンサルティング上で不可欠な設立、運営、承継、解散に関する実務がそれぞれ語られる。
紹介されている内容は多岐にわたる。例えば、NGとされる法人の名称や、社団医療法人の議事録に関する「署名」「記名」使用の判断、情報収集の方法、事業承継のケーススタディなどだ。分院開設の手続きでは、定款変更認可申請書素案の作成について、「単にそれぞれの様式に文字を埋めるのではなく、分院開設の目的からその具体的計画に至るまで、一連のストーリーを書面上に表現する、というスタンスが重要」と記されている。
このように、法律の解釈のみならず、経験に基づいた知識が分かりやすく披露されるのが特徴だ。この本を携えておくことで、医者に信頼される税理士事務所に一歩近づけるだろう。

『「CLINIC BAMBOO -クリニックばんぶう」(日本医療企画・2015年5月号)で紹介されました』
個人事業主で開業しても、節税や分院展開、承継のしやすさなどを考慮し、途中で法人化する開業医も多い。本書はタイトルどおり、医療法人の設立から運営、承継、解散までの手続きの方法や注意点を具体的に紹介しており、医療法人のオーナーや実務担当者が業務を進めるにあたって手元に置いておきたい一冊となっている。
本書の「はじめに」で、本を出す目的の一つとして「実務的、顧客本位の話を多くの方に知っていただくため」を挙げている。その目的に沿って、たとえば非医師が医療法人の理事長に就任するための「理事長選任特例認可申請」の方法など、医師を対象とした書籍にはあまり載っていないような情報も記載されている。
また、任期満了の日など、役員任期について多く見られる間違いなども掲示されているので、すでに法人化している医療機関においても、これまで当たり前のように行ってきた実務に問題がないかをチェックするのに役立つだろう。
医療の世界は法令や通知が多く、実務を手がけるにあたっては法的な問題がないかを確認するのに手間取ったり、法令や通知に気づかないまま業務を進め、後々問題になってしまうことも少なくない。そうした事態に陥らないように、本書では厚生労働省の法令等データベースサービスの活用方法も掲載されている。法的根拠の有無を調べるにあたって、参考にできるだろう。

『月刊「保険診療」(医学通信社・2015年5月号)で紹介されました』
プロフェッショナルな医業経営コンサルタントの育成を目的とする医業経営研鑽会が、医業経営の知識や実務のノウハウを解説した書。
タイトルのとおり、医療法人の始まりから終わり-「設立」から「運営」、「承継」、そして「解散」-までの一連の流れに沿って、それぞれの実務の手引きに一章があてられている。
各章では基本的に、実務の諸手続きにおける法的根拠や書類様式、事例の紹介と解説が行われる。さらに、そうした基本的な情報に加え、例えば「設立」に関しては法人の名称をつける際に気をつけるべきポイントが示されるほか、「運営」の章においてインターネットを利用した情報入手法を紹介したり、「承継」で持分なし医療法人制度への問題点に触れたり、医療法人のM&Aについて解説するなど、様々な角度から実務者の需要に応えている。
本書はまた、実務に直接関係する情報にとどまらず、明治以降の医療制度の変遷や医療法改正の流れといった雑学も掲載している。そうした雑学は、医療法人に関する基礎知識と併せて収載されており、ここからは医療法人をとりまく様々な事象についての知識が得られるようになっている。
本書の副題は、「税理士、行政書士、コンサルタント、医療法人オーナーのための実務マニュアル」であるが、このように取り扱う内容の幅は広く、単なるハウツー本ではない。士業者のみならず、医療法人の実務担当者が求める情報をも網羅的に提供する書だと言えるだろう。